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わかりやすいインプラント治療

わかりやすいインプラント治療

知って得するインプラント治療のはなし

implant

1.「インプラントは決して怖い治療ではありません!」

新聞の広告や電車の中吊りにもインプラント専門医の広告を見るようになってきて、少しずつ世間一般の方にも「インプラント」という言葉が浸透してきたように思います。
でも、まだご存じでない方のためにインプラントを簡単に説明しますと、この治療法は、顎の骨にチタン製の人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。骨に埋め込む・・・なんて聞くと「怖い、痛いのでは・・・」と不安になり、治療に二の足を踏んでしまう患者様も多いかもしれませんね。でもメリットも多い治療法です。

そのメリットをいくつかご紹介しましょう。

【食べることが楽しい!】

当院で治療を受けられた患者様に感想をお聞きすると、ダントツで言われるのが「食べ物が美味しく感じる」「食事が楽しい」という内容です。インプラントを入れる前の入れ歯などの状態に比べると、本当の自分の歯のように違和感なく噛めるということです。健康に生きる上で重要な「食べる」という行為を楽しめることは、本当に大切なことです。

楽しい食事

【人と話すことが楽しい!】

入れ歯や歯が抜けたままの状態だと、発音がハッキリしない、見た目が自然でないなどの理由で、人前で話すことが億劫だったと言われる患者様が多いのですが、インプラントにしたことで「積極的に人と話ができるようになった」「外出するのが楽しくなった」という感想をよくお聞きします。メンタル面でも大きな効果があるインプラント治療を受けて、若々しくなられる患者様が多いです。

インプラント治療は手術が必要となりますので不安も大きいかと思いますが、信頼のおけるインプラント専門医と治療についての不安点などをとことん話し合って判断されると良いと思います。

2.「あごの骨が薄いと、インプラントはできない?」

そもそも「あごの骨の厚さってそんなに個人差があるの?」と思われるかもしれませんが、歯が抜けて時間が経つとあごの骨の退縮がはじまり、骨が薄くなってくるものなのです。インプラント治療は、インプラントをあごの骨に埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法ですから、十分な骨の厚みや幅がないとインプラントをしっかりと固定することができないのは当然のことですね。

しかしそんな顎の骨が薄い場合でも、インプラントの土台となるあごの骨を補うための手術を行うことで、治療できる可能性は高くなります。あごの骨が薄いけど治療を受けたいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。

【骨の填入や移植で、痩せてしまったあごの骨を再生できます。】 

では、あごの骨を増やす方法をいくつかご紹介します。上顎骨の内部にある大きな空洞を押し上げて自家骨、もしくは、人工骨を填入し、歯槽骨の高さを確保する「サイナスリフト(上顎洞底挙上術)」や、移植骨のブロックを移植して固定する「ボーングラフト(骨移植)」など、骨の厚みを補う方法は様々です。インプラントを入れる場所やあごの骨の状態に合わせて最適な方法をご提案します。

【歯を抜けたままにしておくと・・・!】

「一本ぐらい抜けたままでも平気。普段の生活に支障はないし・・・」なんて考えている方はいませんか?実は一本でも歯を失ったままにしておくと、他の歯もその影響を受けて寿命が短くなる可能性があることをご存じですか?年々歯が少なくなると噛む能力も低下し、全身にも様々な弊害が出てきます。例えば、①噛み合わせが悪くなり歯並びに影響が出る ②失った歯を支えていた骨が痩せる ③発音が不鮮明になる ④顔の輪郭が変化しシワやたるみが増える ⑤シッカリと噛めないことで消化器官に負担がかかる、などです。歯が抜けたら放置せず早めに歯科医にご相談くださいね。

3.要注意!!「インプラント周囲炎」!

インプラントは、あごの骨の中にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法で、自分の歯のように噛めて、入れ歯のように取り外して掃除する必要もなく、メンテナンスをしっかり行えば長期間使用できる、そんな画期的な治療法です。ところが、メンテナンスを怠ったばかりに、インプラントがあごの骨から抜け落ちるなんていう最悪の事態も起こりうるのです。

その最大の原因が「インプラント周囲炎」。埋め込まれたインプラントが虫歯になることはありませんが、お口の中に食べかすや磨き残しがあると、それらがプラークと呼ばれる細菌のかたまりになり、インプラントの周りの歯肉や骨に炎症を起こします。

歯周病と同じように、放っておけばインプラントを支えている土台がグラグラになり、せっかく入れた歯を失うことに!!インプラントを良い状態で長期間使用するためには、しっかりとしたメンテナンスが必須なのです。

メンテナンスで寿命が変わる!!

◆自宅での歯みがき

インプラントを入れたからといって特別な歯みがきをするわけではありません。歯ブラシでの歯みがき、歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯と歯の間の食べかすや歯垢を落とすのが基本です。ただ注意していただきたいのが、人工歯と歯肉の境目です。磨き残しやすい場所ですので、きちんと磨けているかどうか鏡でチェックしてみてくださいね。

◆歯科医院でのメンテナンス

普段のブラッシングでは落としきれない汚れを落としてもらいましょう。

その他、噛み合わせのチェック、歯や歯茎のチェック、ブラッシングや食生活の指導なども行います。神経が通っていないインプラントは、感染などが起こっても自覚症状がでにくいので、最低でも半年に一度は定期的に歯科医院でのメンテナンスを受けましょう!

4.「周りにバレない、当日装着式インプラント」

「忙しくて治療に日数をかけられない」といってインプラント治療を諦めている方はいませんか?確かにインプラントはインプラント本体をあごの骨に埋め込む手術をして数ヶ月、その固定の期間をおいてから人工歯を取り付ける治療法ですので、治療が完了するまでにはある程度の時間がかかります。仕事が忙しくてそんなに通えない・・・と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、インプラントの埋め込みと同時に仮歯を入れて治療期間を短縮できる治療法があります。治療期間を縮めたい方だけでなく、「人と話す仕事をしているので歯がない期間があると困る・・・」という方にとっても良い治療法です。手術当日から、簡単なお食事ができたり、人と会ってお話をするのにもストレスを感じずに済みますよ。検討している方はお気軽に専門医にご相談ください。

【手術後すぐに歯が入って、ステキな笑顔が回復!】

インプラント治療は十分なカウンセリングや治療計画を経て、いよいよ手術に入ります。当日は患者様の健康状態を確認後、厳重に滅菌された環境でインプラント本体を埋め込みます。通常はここまでで一旦終了。埋め込み後、数月間はインプラントと骨の結合を待ちます。

でも、今回ご紹介する『インプラントの即時荷重(負荷)』という方法では、インプラントを埋入した当日に固定式の仮歯を装着する治療法なので、「人と話す仕事をしている」「治療期間を長引かせたくない」「手術当日から歯を入れたい」などの希望をお持ちの患者様にとって大変良い方法です。お帰りになる時にはもう義歯ではありません。自分の歯のような自然な歯を取り戻し、ステキな笑顔で帰宅す 

ることができます。術後は、抜糸・消毒、型取り、噛み合わせの確認などに来院していただき、3~6<ヶ月後には人工歯の取り付けになります。

患者様の歯茎の状態や治療箇所等によってはこの方法による治療が難しい場合もありますので、担当医にシッカリと相談されてくださいね。

5.エッ!私はインプラント治療できない!?

自分の歯を失ってしまった時に有効な治療法のひとつがインプラントです。インプラントはあごの骨の中にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法ですが、治療を受けたいと思っても治療が困難な方が実はいらっしゃるのです。

「将来はインプラントを」と考えている方はご自分のお口や体の健康状態を見直して、治療に適した状態に整えておくとよいですね。では、インプラントの治療に適さない主な症状とはどんなものがあるのでしょうか?

あなたの歯槽骨は大丈夫?

  • 骨粗鬆症で歯槽骨(歯を支えている骨)がもろくなっている
  • 重度の歯周病で歯槽骨にインプラントを埋める骨の厚みや幅、量などが足りない
  • 歯が抜けてから放置していた期間が長い(歯が抜けると、それまで歯を支えていた歯槽骨は急速に吸収されていくので、歯槽骨の量が少なくなります)
  • 重度の糖尿病、腎臓病、肝臓病、心臓病がある(これらの病気を持っていると、傷の治りが悪くなったり、抵抗力が低下したり、血がとまらなくなるなど手術にリスクが伴います。思い当たる方は内科医の診断を受けると安心です)
  • 習慣的な喫煙がある(喫煙することによって歯茎の血行が悪くなり、傷の治りが遅れたり、インプラントと骨の結合を阻害することがあります )

糖尿病などの持病がある場合は、生活習慣を改善し、専門医の治療を受けて症状をコントロールできれば、治療が可能になる場合もありますので、主治医にご相談されるとよいですね。歯槽骨の量が足りない場合は、自分の骨や人工骨などを使って骨の量を増やす「骨造成」手術が必要になります。

歯周病が原因の場合は、日々のメインテナンス+歯科医での定期検査で改善が可能ですので、こまめなケアを心がけてくださいね。

6.骨が少なくても、できるんです!

インプラントは歯槽骨というあごの骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法ですが、治療を受けたいと思っても困難な方がいらっしゃいます。それは、インプラントを埋め込むのに必要十分なあごの骨量(骨の厚みや高さ)がない方です。十分な骨量がないと、インプラントを埋入しても支えきれずに脱落してしまうなんてことも・・・。以前では、このような場合はインプラントを諦めざるを得なかったのですが、現在では、あごの骨量を増やす手術をすることによってインプラント治療が可能になってきました。 骨を増やす手術って、どんなことするの?

  1. GBR(ガイデット・ボーン・リジェネレーション/骨誘導再生法)・・・
    骨が不足している部分に、人工骨や自家骨を置き、その上にメンブレンという人工膜を被せて骨を造成する治療法です。個人差はありますが、概ね4カ月~6カ月で骨が再生されます。
  2. ボーングラフト(骨移植)・・・骨が吸収されて薄くなっている部分に、人工骨や自家骨などの骨のブロックを移植して骨量を増やす治療法。概ね4カ月~6カ月で骨が再生されます。
  3. サイナスリフト(上顎洞底挙上術)・・・上あごの骨の上部には、上顎洞(サイナス)という大きな空洞があります。この空洞は上の奥歯を失ってしまうと、下に拡大していく傾向があります。そして、失った歯のあった場所の骨も吸収されていくので、あごの骨の厚みがさらに少なくなってしまいます。そのような場合に行うのがこの治療法。
    骨の薄い部分の上顎洞底部に移植骨や骨補填材を填入して骨の量を増やし、インプラントを固定できるだけの骨量を確保します。手術といっても入院が必要なことはほとんどありませんので、心配しすぎなくて大丈夫です。また、骨量が足りないからといって、すぐにインプラントを諦める必要もありません。治療に興味がある方はぜひお気軽にご相談ください。

7.治療期間はどれくらい?

インプラント治療を希望している患者様にとって、気になることのひとつは治療にかかる時間ではないでしょうか?インプラントは、歯槽骨というあごの骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法ですので、通常の虫歯などよりはやはり治療期間を要します。

では、おおよそどの程度かかるものなのでしょうか?

具体例を挙げてみてみましょう。

インプラント+αの時間がかかります!

■下あごにインプラントを1~4本程度入れる場合■

  1. 初診でレントゲンなどによる厳密な診査と診断等をおこなって、患者さん一人一人に合わせた治療計画をたてます。
  2. 次回来院時にインプラント(人工歯根の部分)を埋入します。
  3. 埋め込んだ人工の歯根と歯槽骨が結合するための時間をとります。おおよそ、下あごで3ヶ月以上、上あごで6ヶ月以上です。下あごよりも上あごのほうが結合しにくいので長い治療期間が必要となります。また、この期間中は仮歯を入れることができますので、通常の日常生活がおくれます。
  4. 完全に結合されていることを確認してから、支台部や人工の歯冠を装着します。このケースではトータルで4ヶ月以上の治療期間でしょう。ただし、これは歯周病などがなかった場合です。歯周病を放置したままインプラントを入れても折角入れたインプラントの寿命を縮めることになりますので、歯周病があればその治療後にインプラントの治療に入ります。

また、インプラントを埋め込むのに必要十分なあごの骨量(骨の厚みや高さ)がない方の場合は、あごの骨量を増やす手術を事前に行う必要がありますので、その分の治療期間もおのずと必要となってきます。患者様の状態により治療期間は大きく異なりますので、興味がある方はぜひお気軽にご相談ください。

8.隣の歯への負担、知ってますか?

例えば1本の歯が抜けてしまった場合、以前は2つの選択肢しかありませんでした。それは、隣の歯を大きく削って人工歯を支える「ブリッジ」か、隣の歯にかけるバネで人工歯を支える「部分入れ歯」です。そして、最近注目を浴びているのが「インプラント」。インプラント治療は、ブリッジや入れ歯のように、周りの歯を削ったり負担をかけたりする必要がありません。

もし、周りの歯が悪くなったら・・・

では、治療後の周りの歯への負担はどうでしょう。ブリッジや部分入れ歯ではブリッジと支台歯の境目や、部分入れ歯のバネがかかる部分は、どうしても汚れが溜まりやすいので、隣の歯が虫歯や歯周病になる可能性が大きくなります。症状が悪化して、隣の歯が義歯を支えていられなくなれば、ブリッジや入れ歯を作り直さなければなりません。定期検診や食生活などの条件により一概には言えないのですが、一般に義歯の寿命は「ブリッジは7年」、「入れ歯は5年」といわれています。その点、隣の歯への負担の少ないインプラントでは、隣の歯が虫歯や歯周病になる可能性はブリッジや入れ歯よりも極めて低いといえるのです。

しかし、万能に思えるインプラントでも適切な口腔ケアがされていなければ、周りの歯も虫歯や歯周病になります。その場合は、病気になった歯だけを治療すればインプラントには何ら問題がないはずですが、歯槽骨の吸収がインプラントをした骨にまで影響がでている歯周病の場合や、根尖病変(※)になっているような重症のケースでは、インプラントの除去が必要となるケースもあります。(※根尖病変=虫歯菌が歯の根の先の周囲の骨を溶かしてその中で棲息している状態)。つまり、隣の歯に与える影響が少ないインプラントでも、適切なケアを怠ると折角入れた義歯を抜くという最悪の事態があるということです。インプラントを長持ちさせるには、プラークコントロールと専門医による定期的なチェックが大切です。

9.治療後のお手入れは?

失ってしまった天然歯の代わりに人工歯を埋め込むインプラント治療。手術を経て人工歯が金属の土台に装着され、噛み合わせの調整や安定が確認されると、長かった治療も終了します。治療が終わると、「インプラントが入ったからもう安心。何もしなくていい!」と気を抜きそうですが、万能に思えるインプラントでも適切なケアをしないことにはその力も発揮できません。

治療終了後のメンテナンスが、この人工の歯が長持ちするかどうかのカギを握っているのです!では、インプラントの治療後にはどのようなお手入れをすれば良いのでしょう?毎日のケアが寿命を決めます!

インプラントの寿命を握るのは、毎日のお手入れと定期検診です。ただし、インプラントを入れた場所には、必ず何かしら歯を失くす原因があったはずですから、今後は不十分だった今までのケアを見直さなければなりません。寿命を伸ばせるように私たちがサポートします!

ホームケアを徹底的に!・・

天然歯と同様、インプラントを入れた後も、歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使用して口腔内を清潔に。歯科医や歯科衛生士の指導に従って、正しいブラッシングを身につけ、磨き残しをなくしましょう。また、インプラントには当然神経はありませんから、細菌に感染しても自覚症状を感じません。悪化させると、インプラントを失うという最悪の事態にもなりかねません。

定期検診を忘れずに!・・・

半年に一度は定期的に専門医による検診を受けて歯みがきの状態はどうか、ネジがしっかりと締まってるか、噛み合わせなどが狂っていないかなどをチェックしてもらいます。その他ブラッシング指導や生活習慣のチェックなど患者様一人ひとりに合わせた指導をさせていただきます。インプラントは埋めてしまえばそのまま一生使えるわけではありません。長持ちさせるためには、定期的な検診と日頃のケアが非常に重要なのです。

10.インプラントの寿命はケアしだい!

自分の歯を失ってしまったとき、インプラントは自分の歯のように何でも噛める能力を再び手に入れることができる素晴らしい治療法です。そして適切なお手入れをすれば寿命も半永久的といわれています。そんな素晴らしい治療法ですが、悪い生活習慣のもとではその寿命がまっとうできないことも。では、どんな生活習慣がインプラントの寿命を縮める原因となっているのでしょうか?

その習慣が寿命を短くする!!

  1. 日頃の歯のお手入れがキチンとできていない・・・お口の汚れから歯周病になりインプラントを入れた土台となっているあごの骨が溶けて、最後にはインプラントが脱落!
  2. 喫煙者である・・・タバコに含まれている物質が血行不良を招いて体の抵抗力を下げ、 汚れを洗い流す唾液の分泌量を減少させることで、歯周病になりやすい環境を作ります。
  3. 糖尿病がある・・・体の免疫機能が低下する糖尿病は、歯周病も悪化させると言われています。
  4. 歯ぎしりやくいしばりがある・・・大脳皮質の働きが抑制される就寝中は噛む力を調整できないため、歯に相当大きな力が加わると言われ、インプラントが壊れる原因に。マウスピースを就寝中に装着することで改善する場合もあります。
  5. 噛み合わせが悪くなってきた・・・年月とともに噛み合わせにも変化がでてきます。

放置しておくと、インプラントに過度の力がかかってしまうことが。インプラントの大敵は歯周病ですが、①~③の生活習慣や持病はズバリ歯周病に罹患するのにもってこいの土壌を作っています。4.5.は、自覚しにくいものですが、就寝中の歯ぎしりやくいしばりの力は60~120kgとも言われ、インプラントの寿命を確実に縮めます。歯周病も噛み合わせも定期検査でチェックしますので、インプラントを入れた方はぜひキチンと検診を受けて下さいね!良い生活習慣と定期検診があなたのインプラントの寿命を何倍にものばします!

11. 歯を失った!!入れ歯orインプラント?

「歯周病が悪化して抜歯になった」「事故で歯が抜けてしまった」・・・などように、不幸にも天然歯を失ってしまうことがあります。そんな場合、現在行われている治療法は3つ。

「入れ歯」か「ブリッジ」あるいは「インプラント」です。

入れ歯は部分入れ歯から総入れ歯まであり、失った歯の本数に応じた義歯を入れます。ブリッジは失った歯の両隣の歯を削り、そこに人工歯をつないだブリッジをかぶせます。インプラントはあごの骨の中にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。では、それぞれの治療法の長所短所を項目別に比較してみましょう。

大切なのは、見た目?値段?噛みやすさ?

【残った歯への影響は?】

失った歯の両隣の歯への影響が最も少ないのはインプラントです。ブリッジでは両隣の歯を削ることになり、噛む力の負担もこの2本の歯にかかるので歯の根が割れるなどの問題が発生することがあります。残った歯にバネをかける部分入れ歯では、バネの部分に汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが上がるというデメリットが。

【噛みやすさは?】

自分の歯のように違和感なく食べられるのはインプラントとブリッジでしょう。

入れ歯の場合は、噛む力が通常の1/3~1/5程度と弱くなり固いものが食べにくくなります。また、ものがはさまって痛い、外れやすいなどの不便を感じることも。

【治療費は?】

一番高額になってしまうのは、健康保険がきかないインプラントです。治療費を極力抑えたい場合は、保険がきく材質で入れ歯やブリッジを作ります。その他、インプラントやブリッジは自分の歯と同じようにブラッシング等でメンテナンスができますが、入れ歯は毎日取り外して洗浄する必要がありますし、部分入れ歯では治療箇所によってはバネの部分が見えてしまうことも。

どの治療法も長所短所がありますので、ご自分の生活や価値観などに照らし合わせてじっくりと検討することをおすすめします。

12.インプラントの前に、歯周病の治療?

歯を失ってしまった場合、あごの骨の中にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける「インプラント」がその治療法のひとつとして考えられますが、インプラントを決断したら直ぐにその治療に取りかかれるかというと、そういうわけではありません。というのは、歯周病菌が活発に活動している状態の患者様ですと、歯周病の治療をせずにインプラントを入れると、インプラントの周りの歯肉や骨に炎症を起こす「インプラント歯周炎」という病気になるリスクが高まるからです。

インプラント歯周炎になると、歯肉が腫れたり、膿が出たりするだけではなく、進行すればインプラントを支えている骨までが溶けだし、せっかく入れたインプラントが台無しになってしまいます。歯肉を切開して治療をすれば治る方もいますが、最悪の場合はインプラントが抜け落ちる!なんてことにも。そんな事態にならないためにも、インプラント治療の前にはきちんとした歯周病の治療をしておくことが重要です。

歯周病の進行

噛み合わせのチェックも大切!!

もし、噛み合わせに問題がある場合は、インプラント治療の前に、あごの左右のズレや、高さのズレ、前後のズレなどを修正する噛み合わせの治療も必要になってきます。

不自然な噛み合わせのままインプラントを入れると、異常な力がインプラントにかかるなどしてトラブルの原因になることがあるからです。また、噛み合わせが悪いままですと、頭痛や肩こり、顔のゆがみなどの全身への悪影響が出てくる恐れもあります。

インプラントを長く快適に使えるようにするためにも、インプラントを入れる前の準備治療はとても大切なのです。いずれにしても、外科的手術を行うインプラントは費用も高額になる治療法ですので、じっくりと腰をすえて取り組むと良いでしょう。分からないことや不安なことがあれば専門医に相談するなどして、納得して治療を受けましょう。

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