こどもの歯並びが気になる親御さんへ

筑後市の歯科医院における子どもの矯正治療

矯正歯科・歯科健診筑後市和泉にあるまちの歯科医院では、こどもの矯正治療にも積極的に取り組んでいます。歯医者の仕事は、むし歯の治療だけではなく、歯並びを整える「矯正歯科」としての役目も大きく、歯並びやかみ合わせが悪いこどもの歯と歯列を整えるのは、その子の一生の問題を解決することにつながると思うからです。

筑後市のまちの歯科医院にも、こどもの歯の矯正のために通院されている患者さんが、いらっしゃいます。

子どもの矯正治療の重要性

矯正歯科に通う患者さんは、見た目の歯並びの悪さを気にされている方、あるいは学校での歯科検診で、歯の矯正を勧められるケースも多いと思います。子供の場合は、大体5歳ぐらいから14歳ぐらいまでが、乳歯から永久歯生え替わる時期ですので、この時期に歯並びとかみ合わせを整えてあげることは、単に「歯をきれいに並べる」ということだけではなく、いくつかの大きな意義がありますので、今回はそれをあらためて解説したいと思います。

歯並びがどのようになったら矯正治療をすべきなのでしょうか

筑後市 歯医者では、どんな状態の歯並びであれば、矯正治療が必要になるのでしょうか?

今,とても多い相談が、右の写真のように、乳歯が抜けたのにその後に生えてきた永久歯が変なところから出てきたりねじれて出てきたりしていることを親御さんが心配して相談にみえるケースです。

また、いわゆる八重歯のように、どこか一部だけの歯が飛び出たり、重なっている状態の歯並びだと思います。

八重歯の問題と予防矯正の重要性

小さい女の子の場合、一見この八重歯が可愛らしい印象を与えることもありますが、実は、八重歯は犬歯で、犬歯はかみ合わせに重要な役割を持つ歯なので、犬歯が正しい位置にないということは、物を食べる時には、他の歯に負担がかかり、長期間かかって健全な歯に大きな負担がかかるため、むし歯になったり、神経をとらないといけなくなったり、ひどい場合は、根っこが折れてしまったりして、いずれ抜けてしまうという事にもなりかねません。そのために、八重歯治療のために矯正相談に来られる方も多いのですが、歯の生え替わりの時期に早めに治療を開始して、八重歯にならないように、まだ年齢が上がらないうちに治療を開始して、手を打って、「予防矯正」しておくという選択肢もあります。

歯並びや咬み合わせが悪くなる原因

筑後市 歯医者ここで、歯列が歯並びや咬む合わせが悪くなる原因はいろいろありますが、その多くが左の図のように子どもの頃からお顔(鼻上顎複合体)の成長方向が下に下がってしまうことだという研究成果があり、注目されています。

また、その子たちは、鼻炎やいびきをかくなど、気道の問題(うまく鼻で息ができていない)を抱えていることが非常に多いです。

顎顔面口腔育成治療の取り組み

筑後 子供の矯正まちの歯科ではそのかみ合わせが悪くなる原因に着目し、それを時間をかけて直していく顎顔面口腔育成治療に取り組んでいます。

さらに矯正歯科で受けるご相談としては、上の歯全体、あるいは上あごが前に出ている、いわゆる出っ歯の治療のご相談も多くあります。

また、逆に下あごがでている、うけ口の矯正も矯正歯科の治療によって改善することができます。 出っ歯やうけ口は、まずは見た目を気にされて、矯正歯科に相談されることが多いと思いますが、矯正歯科で、矯正の重要性を説明させていただくと、見た目以上に矯正の必要性を実感されると思います。

かみ合わせの悪さは、様々な弊害を生むこともありますので開始のタイミングが重要です

小さい頃から、出っ歯やうけ口の状態で物を食べていると、それが当たり前になってしまっているかもしれませんが、かみ合わせの悪さは、様々な弊害を生むこともありますので、適切なタイミングで矯正を受ける必要があります。上下顎の骨格の成長速度と大きさにはズレがありますから、そのバランスをとりやすく、顎と顔面の成長発育を利用しやすい6〜8歳ぐらいに開始したいものです。

当院の矯正治療方針

最後に、当院では、かみ合わせの育成と成人矯正を分けています。成人矯正については対応できない場合がありますので、矯正専門医とタイアップしながら適切なタイミングと方法を提案しています。対応が困難な場合は、専門医をご紹介することにしていますのでご了承ください。

歯の状態は、遺伝や生活習慣が影響することもありますが、矯正歯科で、きれいな健康的な歯と歯並びを手に入れてはいかがでしょうか。

もし、こどものかみ合わせや歯列が心配になったら、その時が治療開始のタイミングだと思います。個別の相談や詳細については、お電話でご予約ください。

前の投稿

筑後市 歯石取り

筑後市 歯石取り
歯科検診を本当に有効活用して、自分の歯を守りましょう!
次の投稿

歯科検診を本当に有効活用して、自分の歯を守りましょう!