筑後市 まちの歯科医院では、Zimmer Dental社の「スプラインシステム」を採用しています。

スプラインシステム

スプラインシステムについて

「スプラインシステム」は、HA( ハイドロキシアパタイト)という、ヒトの骨の成分を構成している物質で全体をしっかりとコーティングされていて、骨と化学的にくっつきます(バイオインテグレーションといいます。)ので、条件の悪い顎の骨とでも、しっかりと結合することが最大の特徴とされています。

バイオインテグレーション

スプラインシステムのHAコーティングの技術と完成度は世界最高水準で、臨床的にも良好な治療成績と非常に高い評価を積み重ねています。

スプラインシステムのHAコーティングの技術と完成度

具体的に言うと、術後の腫れや痛みも軽度で、一定の条件がそろえば、抜歯後すぐに埋入が可能なので比較的早期に歯を入れることができる可能性があります。 (抜歯即時インプラント治療)

まちの歯科医院の院長 内山は、「歯を抜くのが専門」の口腔外科の出身ですが、歯を保存するための「歯内療法」「歯周治療」と、歯を全部失ってしまった人のための「総義歯治療」そして、かみ合わせを良くするための「咬合治療」をテーマにトレーニングを重ねてきました。

26年の臨床歴になりますが、その間、インプラントは頑なに採用してきませんでした。「歯をがんばって保存すれば、入れ歯でもそこそこ機能回復ができる」からです。ところが、それでもなかなか噛めるようにならずに、納得のできない方がいらっしゃるのも、また、事実です。

そういう、入れ歯で苦しんでいる人たちを インプラントイメージ

「より多く、救ってあげられるのではないだろうか」

「入れ歯よりもよく噛むことができて、食事もよりおいしくなるはずだ」

ひいては、

「よく噛めることで、全身の健康回復と維持にもつながるはずだ」

というのが、当院でインプラントを導入した最大の理由です。

インプラントは、顎の骨に直接結合しますので、粘膜で支える「台つきの入れ歯」よりも圧倒的に大きな力を支えることができます。そして、部分的に歯を失ったとき、周囲の歯を犠牲にすることなく、歯を入れることができる、優れた方法でもあると思います。

長期に経過した症例も全世界的に増えてきて、再評価も進み、最近では、非常に経過が良く、長持ちするようになっています。

けれども、インプラントは、生体にやさしいものですが、異物であることを前提に注意深く取り扱わなければなりません。

つまり、歯を失ったところに、「失った理由をよく考えずに」入れるのには賛成できない治療方法です。

かみ合わせや咀嚼運動の診断やむし歯と歯周病へのしっかりとした対応はもちろんのこと、毎日のブラッシングや各種クリーニング器具による充分なプラークの除去(セルフケア)と歯科医院でのプロフェッショナルケア(メインテナンス)が、必ず必要ですので、それが「面倒だからしたくない」人にはまったく不向きな治療方法だと言えます。

筑後市 まちの歯科医院 小児歯科では、3~4か月に一度の検診とプロフェッショナルクリーニングを10年保障の条件にしています。

インプラントは、自費診療です

<まちの歯科医院 インプラント治療 費用の目安>

CT撮影・診断料 (診断料も含む)

¥30,000

模型診断料

1~5歯 (1歯につき) ¥3,500

6~9歯 (1歯につき) ¥4,500

10歯以上(1歯につき) ¥5,000

インプラント料金

スプラインインプラント 1本 ¥350,000~(10年保障料を含む)

上部構造(歯の頭の部分)は、別途製作料が必要です。

抜歯即時埋入 加算  1本 ¥50,000(骨補填材 β-TCP 材料料も含む)

CGF精製・応用料 1回 ¥25,000(採血キット,技術料などをすべて含む)

骨補填材(β-TCP)1グラム  ¥20,000

フラップレス加算   1本 ¥30,000

暫間インプラント       1本 ¥20,000

ジンジバルカフ(ヒーリングスクリュー)1回法の場合 ¥5000

上顎洞挙上術     1歯 ¥50,000

(クレスタルアプローチ)