Q&Aよくある質問
まちの歯科医院では、1~3か月の定期検診と同時の徹底したお口の中のクリーニングをお勧めしています。
クリーニングは、PMTC(professional mechanical tooth cleaning)といって、
プラーク(歯垢)の除去、歯石の除去などを時間をかけて徹底的に行います。
一般的には3~6ヶ月に1回程度の定期検診を勧められることが多いと思います。
ですが、今まで20年以上の経験では、あまり間隔を開けてしまうと、検診の度にトラブルを発見して、治療を繰り返すことも多くなっていたため,最低、年に3〜4回の検診をまちの歯科医院ではお勧めするようにしました。
ただし、個人のお口の状態により、さらにより頻繁な検診とクリーニング、ケアが必要な場合もあります。
一番避けなければいけないのは、痛くなってからしか受診しないことです。
なぜなら、その場合、ほとんどが手遅れになってしまうからです。
もちろん、ご自身による毎日のブラッシングやフッ素入りペーストの使用など、基本的な予防に欠かせないことは自助努力で継続していただきたいと考えています。
1日3回(毎食後)と寝る前が理想的です。
最低でも朝と寝る前の2回は丁寧に歯を磨くようにしましょう。
「プラークコントロール」といって、歯周病の予防に歯みがきは必要不可欠です。
一方、意外に思われるかもしてませんが、歯を磨くことと、むし歯が予防できることは、実は関連性がありません。
歯をいくら磨いても、甘いものを制限するとか、フッ素が含まれた歯みがきペーストを使用したりしないと思うような予防効果を期待できないことが多いので注意しましょう。
甘いものを毎日何か食べるなど、糖分の過剰摂取はやめましょう。
知覚過敏の可能性があります。
まずは歯科医院で診察を受け、原因を特定することが大切です。
歯ぎしりや食いしばりのクセがある方,とても硬いものを好んで食べる方は知覚過敏が出やすいだけでなく、歯が過剰にすり減ったり、歯が大きく割れてしまうことがあるので、充分気をつけて対策をすることが重要です。
また、それに加えて専用の歯磨き粉や処置を根気強く続けることで、改善できることが多いです。
必ずしもそうではありません。
歯並びや咬み合わせに問題がなく、清掃が十分にできる場合は抜歯の必要はありません。
ただ、生え方が悪い場合が多いので、早めの抜歯をお勧めすることが多いです。
その他は個人差があるので個々の状況に応じて判断します。
年齢制限はありません。
子供から大人まで、適切な治療計画を立てることで歯列矯正は可能です。
まちの歯科医院では、「バイオブロック治療」を柱とした、子供のかみ合わせ育成(顎顔面咬合育成)を行っています.
5〜8歳ぐらいの乳歯から永久歯に交換する時期が治療対象です。
適切な方法で行えば、歯に悪影響はありませんが、一過性にしみる感じが出たり、漂白用の薬剤が体に合わない方もいらしゃいますので、歯科医師の指導のもとに適切な方法で行ってください。
また、過度な漂白剤の使用は歯の表面を傷つけたり、不快症状が発現する可能性があるので、専門家の指導のもとで慎重に行うことをお勧めします。
まちの歯科医院では、お家で行う、「ホームホワイトニング」を導入しています。
放置された歯周病、むし歯、舌苔、口腔乾燥、お口の清掃が不足している...などが主な原因です。
原因を特定し、適切な対処をすることが大切です。
まれに「自臭症」という、原因となる病気がないにも関わらず、口臭を過度に気にされていたり、気になるにおいがないにもかかわらず「自分の口から、人を不快にさせるにおいが出ているのではないか」と思い込んでしまう場合があります。
基本的に妊娠中に避けなければいけない治療はありません。
ただ、体調等を考慮して、妊娠16週から27週ぐらいの安定期に必要な治療は受けてください。
また、治療時に使用する麻酔薬や消炎鎮痛剤は、高い安全性が確認が確認されているものを使用します。
ただし、妊娠初期と後期は注意が必要です。
治療の必要性と時期について、歯科医師と産婦人科医に相談し、安全性を充分に検討することをお勧めします。
適切なケアと定期的なメンテナンスを行えば、10年以上持つことが多いと考えられています。
インプラントの寿命は、個人の口腔衛生状態やかみ合わせの状態、基礎疾患、生活習慣などによって異なります。
まちの歯科医院では、インプラント治療後には、1〜3か月に1度の徹底したメインテナンスを受けていただくようにしています。
歯ぎしりの原因は良くわかっていませんので、歯ぎしりを根本的に止める薬や治療方法はありません。
一般には、「ナイトガード」というマウスピースの使用や、副交感神経優位になるようなリラックス法やストレス管理、咬み合わせの調整などが有効な場合もあります。
原因や症状に応じて適切な治療法を選択しますが、まちの歯科医院では、ナイトガードの使用をお勧めすることが多いです。
第1は規則正しい食生活と糖分の制限です。
糖分はむし歯の原因ですので、生まれて間もない赤ん坊の時期からできるだけ糖分の摂取を避けることがとても大切です。
ですが、お菓子もケーキもアイスクリームも食べたいのが人情というものでしょう。
毎日砂糖をたっぷりと使ったスイーツをたくさん食べる..など、偏った過度な糖分摂取をしないようにすれば、むし歯のリスクは軽減されるはずです。
また、子供のむし歯予防を成功させる上で欠かせないのが、適切なフッ化物の応用です。
日本では、フッ化物の使用に厳格な基準があり、ガイドラインに沿って使用する限り、健康被害が起こったという報告は見当たりません。
用法と用量を守って、安全に使用すれば良いのです。
適切な歯磨きを習慣的に行うのは言うまでもありませんが、歯みがきを何回しても食事の管理ができなければ、歯みがきの効果と意味が薄れてしまいます。
まちの歯科医院では、定期的な歯科検診と同時に、クリーニングやフッ化物塗布を受けていただくことをお勧めします。
歯周病は、進行してしまうと完全に元の状態に戻すことはできません。
ですので、できるかぎり早期に発見して、適切な治療と継続的なケアで進行を止め、症状を改善して、安定させることがまちの歯科医院の治療方針です。
そのためにも、最低、年に3〜4回の定期検診と同時のPMTC(professional mechanical tooth cleaning)を継続的に受けていただきたいと考えています。
お一人お一人のお口の状態(骨の状態、かみ合わせなど)や経済状態にもよりますし、適切な選択が異なります。
それぞれの利点と欠点を歯科医師と相談の上、決定することをお勧めします。
あなたのお口の状態に合わせて選びましょう。
知覚過敏がある方はそれに対応した製品がありますし、歯周病が気になる方は、殺菌性や歯垢除去効果の高いものを選ぶと良いです。
ただ、歯みがき剤で歯周病が治療できるわけではないので、誤解のないようにお願いします。
フッ化物はむし歯予防に効果的ですので、現在ではほとんどの歯みがきペーストにフッ化物が配合されています。
また、より予防効果を高めるために、フッ化物濃度の基準も変わってきています。
効果の高い方法を選んでいただきたいと思います。