
FIRST EXAMINATION初診案内

痛みのあるときだけでなく、予防やメインテナンスにも力を入れており、長く歯を守ることを大切にしています。
ここでは、初診時に知っておいていただきたい内容をまとめました。
ご予約について
お電話や受付でご予約を承っています。
お急ぎの場合や強い痛みがあるときは、その旨を必ずお伝えください。
なるべく早く対応できるように調整いたしますが、時間帯によってはお待ちいただくこともございます。
あらかじめご理解くださいますようお願いいたします。
持ち物のご案内
・健康保険証(マイナ保険証もしくは資格証明)
保険を利用した治療を希望される場合は必須です。基本的にオンライン資格確認にご協力ください。
・お薬手帳
服用中のお薬がある方は、正確な情報を把握するためにご持参ください。
・紹介状
以前の病院や歯科医院での診療情報があれば、診断や治療の計画を立てやすくなります。
問診と確認事項
受付を済ませていただいたら、問診票のご記入をお願いいたします。
「いつから痛みがあるか」「しみる感じはあるか」など、気になることを具体的に書いていただけると助かります。
妊娠中や授乳中である場合、別の医療機関で治療中の病気がある場合も、早めにスタッフへお知らせください。
安全な治療を進めるために、とても重要な確認となります。
初回診察で大切にしていること
・不安の軽減
歯科治療が苦手な方でも安心できるよう、痛みや緊張をできるだけ抑えられる方法を検討します。
・丁寧な説明とカウンセリング
治療法や期間、費用などをわかりやすい言葉でご説明する時間を設けています。
・長期的な視野
応急処置で症状を抑えた後も、将来を見据えて歯の健康を守るにはどうすればよいか、一緒に考えていきます。
治療費の目安
初診時は基本的に検査や応急処置が主となることが多いです。
そのため、治療内容によって費用は変動します。
大まかな費用についてはスタッフがわかる範囲でお伝えいたしますので、わからないことがあればお気軽にご質問ください。
保険治療、自費治療ともに不明点があれば遠慮なくお尋ねいただければと思います。
その他のご注意
・予約時間の10分前を目安にご来院いただくと、問診票のご記入などがスムーズです。
・体調が優れないときや急なご都合で来院が難しくなった場合は、お早めにご連絡ください。
・院内でわからないことやお困りごとがあれば、どんな小さなことでもスタッフにお声がけください。
初めての受診は、不安や疑問が多いかもしれません。
まちの歯科医院では、患者さまのお悩みに寄り添い、丁寧に向き合う姿勢を忘れずに診療を進めていきます。
「まずは相談だけ」という方も大歓迎ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
歯の健康を守り、快適な暮らしを送るために、私たちがお手伝いいたします。
診察の流れ

1.初診(問診・応急処置)
ご来院いただきましたら、まず受付にて問診票のご記入をお願いしています。 症状や生活習慣、既往歴などを確認した後、担当の歯科医師がお話を伺います。 「歯が痛む」「歯ぐきが腫れている」といった症状がある場合は、応急処置を最優先で行い、痛みや腫れを抑えることを目指します。 この段階でいきなり歯を大きく削ったり抜いたりはいたしません。 なるべく歯を残せる方法はないか、今の症状を和らげるにはどうするのが最適かを慎重に考え、必要な応急処置に絞って進めていきます。

2.検査(レントゲン・口腔内写真・模型採取)
初診や応急処置がひと段落した後は、さらに詳しい検査を行います。 デジタルX線やCT装置を用いて歯の根や顎の骨の状態を確認し、必要に応じて口腔内の写真撮影や歯型(模型)の採取を行います。 歯周ポケットの測定やむし歯の深さ、歯並びと咬み合わせのチェックもこの時期に実施します。 これらの情報を最初にしっかり記録しておくと、後から治療効果を比較しやすくなり、また再発や進行リスクを見極めるうえでも大変役立ちます。 検査によって得た詳細なデータは、患者さまにご説明するときの資料にもなります。

3.カウンセリング(希望・不安をお聞かせください)
次に、カウンセリングの時間を設けています。 検査結果や現在のお口の状態をわかりやすい言葉でご説明し、治療に関する希望や不安をお聞きします。 「痛い治療は嫌だ」「できる限り歯を残したい」「費用はどのくらいかかるのか」など、患者さまの思いや質問を自由にお話しください。 この段階でコミュニケーションを重視し、納得しながら治療を進めていくための土台を築きます。 不安が大きい方には、できるだけ負担を減らせる治療法やスケジュールをご提案いたします。

4.治療開始(初期治療・プラークコントロール)
カウンセリングで方向性を決めたら、いよいよ治療に入ります。 むし歯や歯周病の進行がある場合は、それぞれの状態に合わせた治療プランを作成。 歯ぐきや歯のクリーニング(スケーリングやPMTC)を併行して進め、プラークコントロールを徹底します。 痛みや炎症が強い場合はそこを優先的に処置しますが、大切なのは「原因」を取り除くこと。 必要以上に歯を削らずに済むように注意しつつ、再発予防を考えたアプローチで患者さまをサポートします。
5.コンサルテーション(治療計画のオプション選択)
治療を進める中で、材料や方法、期間など選択肢が複数あることも珍しくありません。 セラミック、インプラント、矯正、入れ歯など、さまざまなオプションのメリット・デメリットを整理し、患者さまと相談しながら最適な道を模索します。 わからないことや気になる点があれば、何でもお尋ねください。 コンサルテーションの段階で十分に話し合いを重ねることで、ゴールを明確にし、治療の成功率や満足度を高めることができます。
6.治療終了・メインテナンスのオリエンテーション
すべての治療工程が終わった時点で、お口の中は一旦落ち着きます。 しかし、そのま ま放置してしまうと、また別のむし歯ができたり歯周病が進行したりする可能性が高まります。 そこで、最後の仕上げとしてメインテナンスのオリエンテーションを行い、今後の通院ペースや日常のケア方法を具体的にご提案します。 磨き残しが多い部位の確認や生活習慣のアドバイスなど、オーダーメイドのプランを立てます。 「ここまで頑張った治療結果を、できるだけ長く維持しましょう」というのが当院の基本方針です。

7.定期的な受診・メインテナンス
治療終了後も、1~3か月、もしくは患者さまのお口の状態に応じた間隔で定期受診をおすすめしています。 この定期健診では、プロフェッショナルクリーニングや歯周ポケットのチェック、レントゲン撮影などを行い、小さな変化でも見逃さないようにしています。 トラブルが早期発見・早期対処できれば、治療の負担もグッと軽くなり、大きく削る必要も少なくなるはずです。 また、カウンセリングの場としても機能しているため、「最近ちょっと歯ぐきがしみる」「歯ぎしりが気になる」など、気づいたことは遠慮なくお伝えください。 定期的に来院いただくことで、患者さまの歯やお口の健康を長く支え、「いつまでも美味しく食事ができる」喜びにつなげるのが当院の願いです。 こうした一連の流れを通じて、まちの歯科医院ではコミュニケーションを最優先に考えながら、患者さまにとって最適かつ安心できる治療環境を整えています。 どのような症状でも、まずはお気軽にご相談ください。 私たちは、一人ひとりの声に耳を傾け、笑顔でお帰りいただけるよう努めてまいります。