むし歯や歯の無いところを放置していませんか?
歯が抜けてしまったところを放置していると…
「入れ歯が合わなくて」「痛くない、1本ぐらいなら」「目立たない所だから」と、歯が抜けたところを放置して、そのままにしている方はいませんか?実は、その状態は見た目が悪いだけでなく、様々なダメージがあることを知っておいてほしいと思います。
まだ、30歳代なのに,奥歯が抜けてしまって、入れ歯になってしまい、とても苦労されている方が、筑後市のまちの歯科医院にも受診されています。
では、どのような不都合があるのでしょうか?
以下,「知ったら怖い歯なしの話」をご確認ください.
お口にも全身にもダメージが!?
1.歯並び・噛み合わせが悪くなり、体調を崩すことがある
歯が抜けたところの両隣の歯が、抜けた側へ倒れ込んできたリ、もともと噛み合っていた反対の顎の歯が伸びてきたりします。それが原因で、歯並びや噛み合わせのバランスを崩してしまいます。歯がないから不自由なだけではなく、全身のバランスがが崩れます。そのことが原因で、頭痛、肩こり、腰痛など、整体や整骨院,整形外科で治療するような症状まで引き起こすことがあるといわれています。また、歯並びが乱れることで、虫歯や歯周病のリスクが大きく高まります。
2.認知症など大脳の機能低下のリスクが高くなる
しっかりと噛むことができると、脳の血流量を増やし記憶をつかさどる「海馬」も活性化し、認知症の予防に繋がると考えられています。反対にしっかり噛めない状態では、脳への刺激が少なく、脳の老化や記憶力の低下,認知症のリスクが高まることが知られています。
3.発音が不明瞭になってコミュニケーションに支障がでる
歯がない場所から空気がもれて、はっきり話すことが困難になることがあります。また、目立たない場所の欠損でも滑舌が悪くなり、言葉が聞き取りにくくなってしまいます。
4.あごの骨が痩せるたり、頬のたるみがでてしまう
歯を支える骨は「歯槽骨」といいますが、歯が抜けてしまうと、廃用性萎縮を起こして、少なくなってしまうことが知られています。あごの骨は噛む力がかからないと痩せてしまうのです。入れ歯やブリッジでも、歯がない場所のあごの骨には刺激がなく顎の骨が痩せてしまいますし、入れ歯の下の骨は、さらに減りやすくなってしまいます。
5.顔つきが変わり、老け顔になってしまう
噛み合わせが変わってしまったり、あごの骨や歯ぐきが痩せたように変化することによって、頬がこけたり口元にシワが寄りやすく、ほうれい線が深くなってしまうなど、歯がないことでお顔自体が老けた印象になりがちです。
自分の歯がよみがえるような治療方法「インプラント治療」
歯を失ってしまった場合でも、自分の歯がよみがえったようにしっかりと噛めるように、機能を回復させ、あごの骨が痩せることも防げる方法があります。
「インプラント治療」は、そういう観点で考えると、とても有効な治療手段です。もし、気になることや疑問点などあれば、ご相談くださいね!